知的文化度の低い、由無し言
気になりながらも雑事に紛れて、blogの更新が出来ないまま二週間も経ってしまいました。よく、blogは毎日書くもの、と云われますが、私はなかなかそうはできず、これまでも一週間に一回程度の更新、というペースでした。毎日、”由無し言(よしなしごと)”は頭を掠めるのですが、それはあくまでも”由無し言”で、広辞林にもあるように、「なんという理由もない、つまらない言葉」であり、ことさらblogに掲載しても・・・と思ってしまうのです。それではこれまで意味のある内容のblogだったか、と聞かれれば、赤面するしかなく、ようやくこのblogも”由無し言”だったと気がつく有様です。
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「今週末まで」「三日後には」「明日まで」という、テレビ天気予報の暑さ予報が続き、このあたりも今日やっと少し涼しくなりました。しかし今夏の酷暑は尋常ではなく、その被害者の多さに、改めて熱中症の怖さを再認識するようなことでした。世の中、暑さ好きの人達ばかりではなく、私のような寒冷地仕様の暑さにヨワい者もいるわけで、そんな者達は、テレビのお天気おねえさん達が、笑顔で「今日も気温は30度を越え、暑くなるでしょう!。」と元気に云われるとガッカリしてしまいます。また、付けたりのように「熱中症にはご注意くださ~い」などと云われると、その心無い言い方に怒りさえ覚えてしまいます。
秋雨前線が南下して太平洋上に去れば、日本は大陸からの秋の空気に包まれ涼しくなりますが、今年は彼岸を過ぎても摂氏28度~25度という気温がしばらく続くようです。しかし朝夕の気温は下がり、20度程度にはなるようで、これまで酷暑に順応してきた身体にとっては、随分涼しく感じます。しかしこれはあくまでも『比較』の問題で、これまでの暑さと比較すると、ということです。人の感じる適温というものは千差万別です。
人間、この『比較』ということはいつも行なっています。苦しい時は、もっと苦しかった時のことを想えば辛抱できる、とか、戦争を体験したお年寄りが、戦時中の苦しさを思えば今のこんな苦しさはなんでもない、と云ったりします。これも比較です。比較することが無ければ人間、向上はしないのでしょう。
比較といえば先日、新聞に『全国都道府県の10万人あたりの図書館数』という囲み記事がありました。05年度、文科省調べ、公共図書館・分館数によるもので、ランキング表付きの記事でした。
それによると第一位は「山梨県」で、県内の公共図書館は49館。10万人単位では5.54館。次が「富山」の5.40館、という具合に続き、全国最下位は「神奈川県」の0.94館。つまり10万人の県民に対し図書館が1館未満というものでした。神奈川には83館の公立図書館があります。しかし人口約888万人の神奈川にしてみれば、これはいかにも少ない数といえます。一位の山梨県の人口は約87万人ですが、図書館の蔵書数も「山梨」が、県民1人当たり4.0冊で全国5位であるのに、「神奈川」は1.7冊と最下位です。
神奈川在住の私は、昔から市街地などに書籍店が少ないことが気になっていましたが、図書館も少なかったのかと再認識しました。以前、都内在住の放送作家との会話で「コチラは本屋、図書館が少ないですナ」と言われた覚えがあります。本屋、図書館の少ない所は、私の独断を交えて言えば、地域の”知的文化度の低さ”の表れなのだろうと思います。
神奈川は小さな面積の県でありながら、海あり山あり大河あり、農村、漁村、山村、工業地帯もあるため、ある都市学者の言では、日本の縮図とも言われる県です。横浜、川崎などの都市部や、鎌倉、小田原などの古都もあり、縄文時代以来の歴史もあります。2000メートルクラスの山系から、長い海岸線まで半日の移動が可能です。午前中は箱根の山遊びをし、午後は湘南や三浦半島で海遊びができる、という自然環境は、他所にそうあるものではありません。しかし・・・本屋、図書館が少なかったのです。
昔から文人墨客も大勢移り住んでいる地域でありながら、現在は本を読まない県民が多くなり、前述のように全国最下位のていたらくというところです。
このように全国最下位、ということは他県との『比較』の問題なのですが、人の気持ちや気温の体感などの遷ろう比較ではなく、実数の比較は避けようのないものです。知的文化度の低い県に住む者としては、考え込んでしまいます。
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季節は秋。『実るほど頭を足るる稲穂かな』。これも比較の心得ですね。人間、比較に悩むことから卒業したら、仙人と呼ばれるモノになれるのでしょうか?。
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<きょうのおまけ>
高6.5cm、胴径5cm。
上部の蓋を開け、香木を入れ、燻します。
昔、旅の途中などで、衣類の臭気取りなどに使用された簡易型香炉です。
この旅香炉にご興味のお有りの方はコメントなどお寄せ下さい。詳しいご説明を致します。
yoshida art
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ではまた。
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コメント
本当に今年の夏は暑かった・・・。暑い夏に汗、仕事による冷や汗が止まらない毎日でしたが、ここ最近ようやく涼を幾分楽しめる陽気が続いて、「汗」だけは止まりそうです。
知的文化の低さといえば、私も該当する事になってしまうけれども、そんな私でも今の大人達にはガッカリが多い・・・。
自分が全て正しいなんて思ってはいないけど、外に出ればイイ大人達が無条件に自己チューしてやがります。
染まらぬよう気が抜けぬ毎日。
そんな毎日ですが、突然思い出した「思い出のアルバム」
メロディーを思い出しただけで、心がジーンとします。
幼稚園などでは、今もなお、卒園式ソングとして歌われているそうです。
人も気象も異常・・・。
小さい子供達が「いつのことだか・・・あんなこと、こんなこと・・・いつになっても忘れない」と歌っているのに、大人達は・・・。
投稿 ガリガリクン | 2007年9月27日 (木) 午前 12時23分